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畳を張替える前に知っておきたい5つの注意点

畳を張替える時の注意点
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畳は毎日、使っている物ですが、頻繁に買い替える物ではありません。
その為に、いざ、張替えようと思ったら。

「どこに頼めば良いの?」
「いくらぐらいかかるの?」
「どれを選べば良いの?」
等々、悩ましい問題が山積みです。

そこで、ここでは、畳を張替える前に知っておきたい注意点を5つご紹介します。

畳を張替える時の5つの注意点

1.畳を張替える方法
2.畳の選び方
3.畳を張替える時期
4.畳の張替えにかかる料金や相場
5.業者選びのポイント

最低でも上記の5つはしっかりと抑えておきましょう。

1.畳を張替える方法

畳を張替える方法には「新調」「表替え」「裏返し」の3つの方法があります。
それぞれの方法によって、料金が変わります。

畳は畳床と呼ばれる芯の表面をイ草で覆っています。
表面のイ草は月日が経つと交換時期がやってきます。
その交換の方法が3つあります。

畳の交換方法

新調
畳床、畳表、畳縁の全てを新しくする方法です。
表替え
畳表を外して、新しくする方法です。
裏返し
畳表を外して、そのまま裏面を再利用する方法です。

2.畳の選び方

以前は畳と言えば、畳表にイ草を使う物でしたが、最近はイ草以外に和紙や樹脂が使われている物があります。
例えば、和紙はイ草に比べると耐久性があり、カビやダニに強く、着色がしやすい特徴を持っています。
また、樹脂の素材の物は水に強く、色あせなどの経年劣化に強いので、汚れやすい場所は濡れやすい場所には適しています。
ただ、いずれもイ草特有の風合いを楽しむ事は出来ません。
適材適所、お気に入りの物を選ぶと良いでしょう。

3.畳を張替える時期

畳を張替える時期は大きく3回やってきます。

畳の張替え時期

2~5年:裏返し
4~7年(裏返しを行ってから5年後程度):表替え
10~15年:新調

いずれの場合も、あくまでも目安なので、実際は畳の状態を信頼できる専門家に診てもらうのがお勧めです。

4.畳の張替えにかかる料金や相場

料金を比較する時に、その内訳を知っておくと便利です。

畳張替えに必要な料金は大きく二つに分かれます。
一つは畳の張替え費用である「材料費」と「工賃」です。
そして、もう一つは出張費や見積もり代、交通費、配送代、家具の移動代など、作業に付随する費用です。
作業に付随する費用は各店舗さんによって、無料のサービスとなっている場合があるので、こちらも事前に確認しておきましょう。

「材料費+工賃」の相場

交換の方法、素材の質などによって料金が変わりますが、大体の相場をご紹介します。
裏返し:3,000円程度~
表替え:5,000円程度~
新調:10,000円程度~

5.業者選びのポイント

依頼業者さんを選ぶ時には大きなポイントが5つあります。

1.品質

まず、一番大切な事は「素材、作業の品質がどうか?」
これが非常に重要です。
例えば、中国産のイ草は価格が安いですが、国産に比べると耐久性が低く、風合いも違います。
畳は毎日使う物ですし、作業後、後悔しない為には、料金に見合う品質を提供してくれる店舗を選ぶ事が重要です。

2.料金

畳の張替えには必ず必要な費用があります。
それは材料費と工賃、作業代です。
これらは品質その物と言える費用なので、質が高くなれば、それだけ費用も高くなります。
あまりにも安い料金を謳っている場合は、それらの質が低い可能性が高いので注意が必要です。

ただし、見積もり代や出張費、家具の移動代など、作業に付随する費用は店舗さんの裁量で決める事が出来る費用です。
「追加費用などが発生しないか?」を必ず事前に確認をしておきましょう。

3.実績

実績をチェックする事も非常に重要です。
依頼するお客さんが多いと言う事はそれだけ、コストパフォーマンスが高い証明とも言えます。
また、実績数が多いと材料費のコストを下げる事が出来るので、その分「高品質、低価格」の可能性が高くなります。

4.作業工程

施工日に即日仕上げが出来るのか?
日曜、祝日の作業は可能か?
夜間、早朝の作業は可能か?

町の小さな畳屋さんでは畳の畳数によっては、即日仕上げが難しい場合もあります。
この辺りも事前に確認しておきましょう。

5.アフターフォロー

案外忘れがちなのがアフターフォローです。
最近は納品後、一年間は無料で補償してくれる店舗さんもあります。
このような店舗さんを選ぶと後々、とても安心です。
くれぐれも「作業して、納品したら終わり」と言うような店舗さんを選ばないよう注意が必要です。
アフターフォローについても、事前に必ずチェックしておきましょう。

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