畳の交換時期は案外、素人には分かりにくい物です。
一般的に畳の交換時期は「新調:10年~20年」「表替え:5年~10年」「裏返し:3年~5年」と言われています。
ですが、現実は日頃の使い方と頻度によって、かなり変わるので、畳の状態をチェックして交換時期を決める必要があります。
そこで、今回は畳の交換時期の目安になる畳の状態についてご紹介します。
畳の新調
目安となる年数:10年~20年
新調の目安となるのが畳床の傷み具合です。
畳の芯となる畳床の劣化が進むと畳全体がその機能を果たす事が出来ません。
さらに、ダニやカビなどを伴い健康被害に及ぶ可能性もあります。
下記のような状態を感じる場合は早急に新調するのがおすすめです。
畳の表替え
一度裏返して使用した畳表は、再度裏返して使う事ができません。
この場合は畳床をそのまま使い、畳表だけを交換します。
表替えの基準は畳表の表面の痛み具合です。
イ草の劣化を感じたら、交換を検討する必要があります。
畳の裏返し
新しい畳表は裏表の両面を使う事が出来ます。
その為に、まだ、裏返して使っていない畳表であれば、畳表を「裏返し」にして再利用します。
ただし、劣化の度合いによっては裏返し出来ない場合もあるので、交換時期を逃さないようにしましょう。
以上が畳を交換するタイミングになります。
ただ、詳細な畳の状態は素人では中々判断が難しいのが現実です。
何か、気になる事が出てきたら、まずは、専門家に診てもらうのが一番です。
新しい畳は何とも言えない心地良い香りと風合いを楽しませくれます。
心機一転、新しい畳ライフを楽しんではいかがでしょう。
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